自由



早朝の青く澄んだ空が綺麗だった。清々しい空気の中で、しばらく見上げてから眠った。
夕刻の空も、朝と同じような雲が出ていて、輝いていた。
一際輝くプラチナ色の塊を追いかけたけれど、立て込んだビルで見えなくなってしまった。

いのちは永遠だから、死というものは無いのだから、
夢も希望もずっと持ち続けたいと思う。
自由になることを諦めないでいたいと思う。

もう、大昔、
何もいらない、乞食になってもいい、自由に呼吸をしたい、自由に言葉を発したいと
切望していた。
やっとのことで、それこそ死に物狂いで、そこを脱出してきた日、嬉しくてたまらなかった。
本当に空気が美味しかった。幾度も幾度も深呼吸をした。
身体も心もボロボロだったけれど、自由を手に入れた喜びでいっぱいだった。

けれど、私はまだ、自由ではない。
私を縛っているのは、私であろう。


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